ウィッチャーテイルズのクリアした感想、後編です。
前編、中編はこちら
後編では予告通り、私がたどり着いたEDについて書いていきます。
もう最初から最後までネタバレしかありません。
正直なところ、普段ネタバレばっちこーい!な方も、このゲームに関してはネタバレは見ない方がいいのではないかなと思っております。
その為、今後プレイするかもしれない予定のある方は、ここでそっと記事を閉じていただくことを全力でおすすめいたします。
もうとっくにクリアしたよ~という先輩方、プレイする予定ないです。という方、むしろ常日頃からネタバレを見てから購入を検討してます。という方は、このままスクロールをお願いします。
ネタバレ・バルス!!な方は、こちらの記事もそっと閉じていただき、見なかったことにしていただけますと幸いです。
それでは
下記よりスタートです。
まずは共通ルートから。
無事にニルフガード軍を追い返し、自国を取り戻した女王様。
メーヴの活躍で、それまで虫の息だった他の北方諸国も息を吹き返し、力を合わせて帝国を押し返す・・・最後のどんでん返し。
将軍を倒したら終わりだー!覚悟しろー!と、意気揚々と突撃したのですが、その後もちょっとしたマップ移動とバトルがあってめちゃくちゃ焦りました(笑)
そのびっくりラストマップで出会った、スコイア・テルのエルフさん。
この「聞かせたのではない・・・」っていうセリフが、とても胸にきまして・・・。
スコイア・テルは人間族に対して非道な集団ですが、ただの「エルフ」として接した時、こういう知性的な言葉や考え方にとても好感を覚えるというか・・・エルデインの時もそうなんですけど、言い回しが詩的だったり、感性がとても繊細な印象を受けるんですよね。
一方でエレディンの様にひたすらヤバい印象のエルフもいて、その辺りは人間族と同じで一概には言えませんが。
このイベントはそれほど長いイベントではなかったにも関わらず、中身が濃くて胸に刺さりました。
さらに先へ進むと、デマヴェンド王に合流。
なんとダンディリオンが、アングレンでの共闘を早速歌にしていた模様。聴きたい。
そりゃあのあらゆる面での地獄を乗り切ったメーヴはすごいよ・・・兵士の皆もすごいよ・・・あの場にいた人達全員勲章ものだよ・・・。
リヴィアに入った瞬間のあの安堵と言ったらもう・・・まず視覚的にリヴィアの風景美し過ぎてため息が出ました。
最終まで残ったメンバーはこちら。少ないっ!!(笑)
レイナードとガスコンは固定・・・ということは、実質二人。ついて来てくれてありがとうイスベルさん、そしてアーンヨルフ。
綺麗にさよならできたのはバーナバスだけだったな・・・・それもまた、1周目の旅路の思い出です( ´`)
レイラさんとガボールは、申し訳なさも残るお別れでした。
アイクは、怒る気持ちはわかるけれども、いきなり毒を盛った方もどうかと思いましたし、ドラゴンだから悪!!という考え方には賛同できなかった為、さよならという結果に。
ザヴィエルさんはもう驚きと悲しみしかなく。
沢山の出会いと別れ。ゲームをプレイ中、感情を揺さぶられっぱなしでした。
この戦争が終わったら、皆どうするの?という質問。
アーンヨルフはまた、汚名をそそぐ為、死に場所を求める旅に出るということで、スケリッジ男らしいこの回答。
スケリッジの戦士文化は潔くてシンプルで、かっこいい。
そうでない文化の国からすれば、略奪やら急に喧嘩売られるやらで迷惑この上ない行為も多くて「こらこら。」って思うイベントも3では多々ありますが、一本筋の通った揺るぎないところはとても好ましい部分だと思います。
それから、アーンヨルフは「ゴツイ」「髭がすごい」「脳筋」という、私のスケリッジ男子のイメージを変えてくれました(笑)
続いてイスベルさん。多分現代人の考え方に一番近い人。
戦いが終わっても側に残って支えてほしい。とお願いする女王様に、このお返事。嬉しい~!
イスベルさんの落ち着いたお話声、癒しでした・・・ありがとう魔女様・・・。
強化後はおっそろしいカード性能になり、ブーストのみだった頃以上にお世話になりました。最後に出したらほぼ確実にフィールドから敵が消滅。これは・・・非戦闘員になりたがるわけだよ・・・。強かった・・・。
お城でもきっと、メーヴを助けてくれるんだろうなと思います。
兵士達とも仲良しになったみたいなので、イスベルさんは皆の相談役になりそう。
それではここから、ED分岐へ。まずはヴィレム王子。
最後の最後で、王子はこちらへ味方してくれました。切ない・・・。
ヴィレムの選択が救った命もたくさんあったと思います。途中、民が国から追い出されないように、何とか帝国の要求を引き延ばそうと頑張っているらしい描写もありましたし、ただ言うことを聞いていたわけではなかったんですよね・・・彼なりに国の事、民の事を考えて、行動していた。
メーヴとヴィレムの考えは真逆でしたが、国を、民を守りたい気持ちは一緒なのだということが要所要所で感じられましたから、だからこそ、この結末はとても切なかったです。
続いてガスコン。
ガスコンがなぜ野良犬公を名乗っているのか・・・ちゃんと理由が明らかになってめちゃくちゃすっきりしました。最初の頃のダックスフントがどうのって冗談のまま、結局教えてくれないのだろうかと思ってたので・・・。
墓所の立て直し、領地を与えてもらった際の「ありがとう」は、かなりぐっと来ました。本当に、よかったね・・・!(´;ω;`)
メーヴからもらった領地、ほったからしにはしないでしょうから、ゲラルトさんの様に信頼できる執事さんにお任せして、自分は自由気ままにあちこち旅してまわってる事でしょう。1か所にジッとしてるのはガスコンらしくないですものね(*^^*)
たま~にメーヴやレイナードのところにひょっこり顔出して、またすぐどこかに行ったり・・・なんてしてたらいいな。
続いてニルフガードからの評価。帝国目線もあるのが新鮮!!
あんまりむやみやたらに殺生はしないようにしていたのが反映されたのかな?
グヴィーデンですって。なんだかかっこいい響き・・・(=ΦωΦ=)°˖✧
エルフの古代語もそうなんですけど、ニルフガード語もなんかゴツくてかっこいいですよね。翻訳欲しいな~って度々思います。
本編中はニルフガードへの慈悲は兵士達の指揮をだだ下がりさせるので結構キツイ展開も多かったのですが(特にエイダーン)、こういうのを読むと、報われた気持ちになります。不屈の者。かっこいい(=ΦωΦ=)°˖✧
国民にも影響があったようで、なんと種族間の争いが減った模様。嬉しい!
転んでしまったらしいエルフの女の子に手を差し伸べる人間のおじいちゃん。後ろの男の子はお孫さんかな?
3の初プレイではロッシュを死なせたくなかっただけなのに非人間族大虐殺に発展してしまい、これならニルフガードの方がまだマシだったんじゃ・・・と、苦い思いをしましたので、素直に嬉しかったです。後半の「残念ながら・・・」は、もしかして他の北方諸国の情勢も関係してのこの結末なんでしょうか・・・?それとも完全に改善されるEDがある・・・?
最期はメーヴとレイナード。
レイナードは立場の面もあって絶対自分からは言わないし言えないと思うので、女王様に言わせました。後悔はしていません(=ΦωΦ=)°˖✧
この、恋仲とは少し違う、パートナーというのも何だか違うような、言葉にするには難しい・・・でも、確かな絆を感じる関係。じーんと来ました。
レイナードが顔を真っ赤にするシーン、胸が温かくなりました。レイナードの事ですからてっきり真顔を貫くかと思いきや反応が素直で、こちらの微笑みが止まりませんでした。幸せそうで満足!!
最終評価はこんな感じ。
ストーリー重視で宝箱探しをスルーしたマップが結構あるので、2周目は前回周目指して宝探し行軍をしております。
しかも!あんなに苦手だったグウェント、2周目は楽に勝てるようになってるんです・・・!なんだか感動してしまいました、ちゃんとカードを効果的に使えるようになってる(´;ω;`)自分の成長を感じました。
物語もめちゃくちゃ入り込んでしまいましたし、キャラクターも皆それぞれ魅力的で、最初から最後まで楽しかったです!唯一の後悔は、もっと早くに買えばよかった・・・切実に・・・。
宣伝記事を見かけたのですが、ED20通り以上て。ハンパない。
何をどうやったらそんな量になるの。今回見つけたのは20以上のうちの5つ・・・って、具体的に書くと本当に途方もないですね。周回プレイヤーにはたまらない数。
とはいえ、これ全部見られるかな・・・虐殺とかあんまりしたくないので・・・。
自分の心との葛藤がまだまだ続きそうです。
長くなりましたが、まとめ記事は以上となります。
ここまでお付き合いくださった皆様、ありがとうございました(*^^*)
私個人としての総括としては
ガスコンめっちゃ好きになったよ。
以上です!(笑)