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前回はハイラル城でお掃除合戦となりました。
王様は避難が完了していた為、安否確認に向かったゼルダ姫達も城から脱出します。
大広間を抜けて外へと出ることに成功した一行でしたが・・・・
その背中を、やつの無慈悲な瞳が追いかけていたのです・・・・。
リンクの先導で先を急ぐゼルダ姫。その足元にはちびちゃんの姿。
姫様ーーー!!うしろうしろ!!
壁を登っていたその個体は、標的を定めて地面に着地!!
横向きにダッシュだ姫様ーーー!!(>_<)
ビーム発射の直前、ガーディアンの後ろから一太刀浴びせた人物がいました。
がしゃん。と停止して転がった個体に、リンク達も警戒をそのままに視線を動かします。
そこにいたのは・・・
王様だーーーー!(´;ω;`)
王様も大剣使いなわけですが、ダルケルさんとはまた違ったサイズ感です。うーん凛々しい・・・(=ΦωΦ=)°˖✧
ここから一緒に避難するのかな?何はともあれ無事でよかったです!
・・・・え、一緒に行かないの・・・?
王様は背を向けたまま、リンクに向かって言葉を紡ぎます。
ガーディアンや魔物達と戦うために一度は抜いたマスターソードを、リンクは背中の鞘に戻しました。
自分がしなければならないこと。
リンクは姫付きの騎士です。一番優先しなければならないのは、王様ではなく姫様の命。
・・・待って。王様PCじゃないの?ここで仲間になるんじゃないの・・・・!?(´;ω;`)(´;ω;`)
言葉少なにゼルダ姫をリンクに託した王様。
リンクは力強いまなざしでその背中を見つめた後、ゼルダ姫の腕を掴み走り出します。
当然、ゼルダ姫はリンクの手を引きはがそうとします。
遠ざかる父親の背中を必死に振り返りながら、悲痛な声でリンクに訴えかけますが
リンクはこの間、一度も振り返ることはありませんでした。
実直なリンクの事、何も言われなければあの場に残って戦っていたはずです。
でも、託されてしまった。
BotWでも、ゼルダ姫がいくらついて来るなと言っても、すぐに助けに行ける距離に必ずいたもんな・・・まさしく騎士の鑑だ・・・(´;ω;`)
門へ向かって走り去る二人。
その後ろでは、先程王様に倒されたはずのガーディアンが、今まさにその機構を持ち上げようとしているところでした。
更に新たな個体が出現!!
挟み撃ちされる形になってしまった王様と近衛兵達。
ガーディアン3体同時とか、ガーディアン装備でもない限り結構戦慄の状況なのですが(私が)、一瞬ひるんだものの、すぐに武器を構え直す近衛兵達。さすがは王様直属の兵士達です。
この戦いの要である、ゼルダ姫とリンク。
王様は厄災が復活したその瞬間から、殿を務める気でいたのでしょうか・・・。
王様、死なないよね・・・?(´;ω;`)
だってまだ魔物をバッサバッサ倒していくところ見てないですもん・・・!!(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)
それとも、説明はなかったけどクリアしとかなきゃならないマップがあって、それを消化できてなかったとか・・・!?
王様はそういう大妖精様系のクエストなしで仲間になってくれると思ってたけど、違うの・・・!?(´;ω;`)
悲痛な表情で後ろを見つめ続けるゼルダ姫。
待って、私の心も折れそう(´;ω;`)
ガーディアン達のビーム発射音と、爆発音が、ゼルダ姫とリンクの背後で無慈悲に響き渡りました。
一層吹き上がる怨念と、ハイラル城内の火の手。
ゼルダ姫の喉からは、もう悲鳴も出ることはありませんでした。
王様・・・・(´;ω;`)
城から離れ、立ち尽くすゼルダ姫。
あちこちから火の手が上がり、魔物やガーディアン達が跋扈しています。
ガーディアン生えてきとる(゜_゜)
かなりの衝撃シーンだと思うのですがいかがでしょうか。
あのでっかい4本の柱は、このような役割があったのですね・・・。
ドゥルンって生えて、下に向かってボトッと落下する様子はなかなかの恐怖を感じます。
一体どのくらいの数がいるのかは不明ですが、無尽蔵に出てきているように感じられてひたすら不気味です・・・。
厄災ガノンが城を覆うように姿を現し、不気味な咆哮をあげます。
ゼルダ姫は、ただ茫然と見上げるしかできません。
彼女の手から滑り落ちたシーカーストーン。
ちびちゃんが拾い上げようとすると、画面には更なる悲劇が。
神獣乗っ取られてるーーーー!!!(´;ω;`)
優しい青色の光は厄災の色に染まっています。
メドーも、ルッタも、ルーダニアも、ナボリスも、皆ガノンに取られてしまいました・・・。
・・・ってことは英傑達は・・・・
アカンもう心バッキバキなんですが(´;ω;`)楽しかったあの日々はどこへ・・・orz
10代の女の子が背負うにはあまりにも重すぎる責任。
やる気がなかったわけでもなければ、手を抜いたこともありません。一所懸命やってきました。
誰も彼女を責められませんし、責める権利もありません。
けれど、他の誰よりも、彼女自身が自分を責めていました。
リンクはあんなにすんなり抜いて見せたのに。なぜ自分はいつまでも覚醒できないのか。
厄災を前にしても、大切なものを失う現状に至ってもまだ、その片鱗すら現れないのはなぜなのか。
握りしめた拳に、涙の雫が零れ落ちます。
涙を流すゼルダ姫に、ちびちゃんが子守唄を奏でます。
いつもと同じ、優しい笛の音色。
インパ様も、この時ばかりは何も言いませんでした。
アカン泣きそう(´;ω;`)この空間切なすぎる。
零れ落ちる涙を止められないゼルダ姫。
自身の無力を責める彼女の頬を伝った一粒が、ちびちゃんの上に落ちた、その瞬間。
ちびちゃん突然の発光(゜_゜)
ちびちゃんから立ち上ったまばゆい光は柱の様にまっすぐに空へと伸びて、すぐに消えてしまいました。
周囲には何の変化もありません。
・・・・今のは何だったのでしょうか・・・?(゜゜)
戸惑う一同の元に届いたのは、メドーの鋭い声。
・・・なんと、厄災で染まっていたメドーの体に、青い光が少しだけ戻っています(゜_゜)
え、なぜ・・・!?今の光が原因だったとして、何がどうなってこうなったの・・・!?
疑問は尽きませんが、色が戻ったということは、まだ英傑達も生きている可能性があります!
今からでも助けられるかもしれない・・・と、いうことで!
英傑の皆&神獣の救出に向かうゾーーー!!(`´)ウォーー!!
まだやれることがある。抗う術が残されている。
先に歩き出したのはインパ様。リンクも、いつもの力強いまなざしをゼルダ姫に送り、歩き始めます。その後に迷いなく続くのはちびちゃんです。
その場に立ち尽くすゼルダ姫。
彼女はこの瞬間に、何を思うのでしょうか。
それでは、本日はここまで。